ハミ出し商社マンの徒然草

思ったことをツブやきます

現役商社マンが実践して感じたコスパ最高の英語の習得方法

今日は商社マンとしての苦しんだ(?)英語の勉強について書きたいと思います。

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ちなみにヤタローは大学を卒業するまで海外旅行の経験もなく受験英語のみ、入社したときにはTOEICを400点で、体育会系の皆さんと一緒にTOEICの下のほうのグレードで研修を受けてました。それでも、最近受けてませんが多分TOEICでは900点近くあると思います。
3回も駐在していれば当然かもしれませんが、その経験から学んだことを書いてみたいと思います。

 

①目的を明確化すること

まず最初に何のために英語を勉強するのかというところを明確にすることを強くお勧めします。TOEICの点数を上げて就職に有利にしたいのか、はたまた留学したいのか、それとも実務で使うことがあるのか、それによって対象を絞って勉強すべきです。

お伝えしたいのは、よほどの例外を除いて社会人になるまでに普通の勉強しかしていない人は全ての分野でネイティブのように話すことはできません。

ちなみにですが、ヤタローは今でも英語で映画を見ても何言ってるか分かりませんし、よほどの事がない限り英語で雑誌を読みません。あとオーストラリア人がパブで話してるバカ話は半分以上判りません。これは、使うボキャブラリーが違うこと、読むスピードに限界があること、訛りがあることなどが理由です。(TOEICのスコアなんて全く役に立ちません。)

それよりも目的を絞って、それを達成するために最短の道を歩んだ方がリターンが大きいです。

ここでは私が実務で仕事の英語どうやって覚えたかを記載しますが、この手法を他の目的にも適用できると思います。このやり方でも、ビジネスで必要な文章(だけ)を真剣に読んだり、電話会議含めた仕事の場で自分の意見を表現するために苦労する事は全くありません。

 

②音読すること

「なんて簡単な勉強法」と思われるかもしれませんが、仕事で使われる方は自分のビジネスに関する業界紙をひたすら音読することが、最強の勉強方だと思います。これは読むことによって「しゃべる」と「聞く」能力が同時に養われるからです。

これは、ヤタローの持論ですが「しゃべる」と「書く」はアウトプットという観点で、「聞く」と「読む」はインプットと言う意味で非常に近い関係があり、音読はインプットとアウトプットを最前最速で鍛えることができる最強の勉強だと思います。

例えば中学校で習った「3人称単数現在の場合はsがつく」とかは話してる間に、いちいち考えません。もう文脈の中で勝手に出てくるように口の周りで覚え込みます。
(私がこれを実践したのは26歳位の時ですがいつの間にか覚えてました。)
年齢差や個人差があると思いますがほとんどの方はイケる、と思います。

 

③単語を覚えること

最後に絶対必要な事は単語を覚えることです。
文法がどうの、発音がどうの、文章がどうのという前にThis is a penのうち単語が一つもわからなければ文章が理解できるわけがありません。
極めて基本ですが単語を真剣に覚えてください。これで何とかなります。
最近は単語を覚えるツールも発達しているので、アマゾンのキンドルで洋書を買って、
iOSに入っている辞書を表示させながら読んだり、聞いたりすることが一番効率良いと思っています。、

 

最後にヤタローは、これから英語を真剣に勉強することに対して相当懐疑的です。
(今日の内容を全否定するようでスイマセン。)

どんだけがんばっても所詮ネイティブの高校生には勝てませんし、これから自動翻訳の機能がどんどん飛んでくるし、和訳される文章溢れてきているし。英語に使う時間は(趣味をのぞいて)最低限にしてアートやプログラミングや哲学を勉強した方が大きな人生の時間のポートフォリオとして有意義ではないかと思います。
これを理解したうえで、最短最前の勉強法で必要な英語能力を身につけてください。


(今日のまとめ)

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