キャリア(就活)にも必要なメルカリ戦略(出口戦略)就活している学生さんへ商社マンからのメッセージ
キャリアのメルカリ戦略について3つ目、今20歳位の人が、これをどう運用したら良いかについて書きます。
前提として、キャリアの「メルカリ戦略」をおさらいすると「出口(退職後)での市場価値」を見据えて就職することです。これはモノを買う時に「メルカリでいくらで売れるのか」ということを考えてから、就職先を決めることです。
具体的な方策として
①新卒時に退職後の市場価値の高い会社を吟味する。
②自分の市場価値を上げ、独立すると言う選択肢を持つ
③そして在籍している会社と対等な関係を保ちながらの転職、独立のオプションを持つ
という事を提案します。
そのために必要なアクションは以下の3つです。
①大学の学部選び
「市場価値を上げて独立する選択肢を持つ」という選択肢から逆算しすると、ヤタローのオススメは、流行りモノとして、IT、統計学、普遍的なところで建築、デザイン系、リベラルアーツ(心理学、哲学、物理学)あたりを選んでおくことではないか、と。逆にお勧めしないのが経済学部や法学部などの社会科学系です。これは何故かというと、これらの社会科学は社会人になれば日々の生活で強制的に経験することであり、その時々に学んだ方が効率的だからです。
②会社選び
ヤタローのオススメは転職市場から逆算して、高く売れそうな会社です。イメージだけですが、GAFA 、サイバーエージェント、退職→企業が盛んなリクルート、永久ベンチャーのDeNAなど。
職種としてはできれば社外の競争にさらされる営業部門(管理協力部門ではなく)で、社外からのフィードバックを受けた方が、キャリアの市場価値はあがると思います。
もう少し大きめの会社だと「レジリエンス」があって大きな危機を乗り越えることができた会社も良いかもしれません。富士フィルム、日立などが該当します。
上記は有名な会社ばかりで、とても入れないと考える方もいらっしゃると思いますが、ポイントは退職後の逆算で市場価値を考える、と言う視座を持つことです。
③副業対応
最後に、会社選びの付け加えとして「副業ができる会社」を選ぶことをお勧めします。最近では、このような会社も増えてきており、また会社に知られない程度で企業準備することも可能ですが公式に認められている方が良いことと、何よりも副業でスキルアップした同僚にもまれながら刺激を受けた方が刺激を受けた方がメルカリ戦略にマッチすると思います。
最後に纏めておきます。